bar buenos aires -Invierno- ~冬~ を2023年1月14日(土)にリリースしました。
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bar buenos airesの新作のテーマは〈冬〉”インヴィェルノ”。冬の森の中にあるロッジの薪ストーブの前で聴くような“Warm Feelings”に満ちた音楽を集めました。イタリアでのセッションから始まり、スペイン、オランダ、ドイツを巡り、北米アメリカから南米ブラジルへ。クリード・テイラーがCTIレコードでクラウス・オガーマンと創りだした優美なサウンドへのオマージュを漂わせながら、冬のさまざまな情景を描きます。柔らかな炎のように揺らめくフリューゲルホルン、穏やかな冬の海を想わせるピアノとギターを包むストリングスの響き、フルートやヴィブラフォンによる澄んだ音色は冬の散歩道を想起させます。温かく穏やかなインストゥルメンタル全16曲。世界の繊細な音楽を紹介するbar buenos airesのコンピレーション通算10作目は、巡りゆく季節をテーマにした連作“四季編”の最終章です。
※ご購入の方に、四季シリーズのジャケットをあしらった正方形ポストカードを差し上げます(数量限定)
bar buenos aires -Invierno-
バー・ブエノスアイレス ~冬~
Release Date : 2023.1.14
price:2,970円(本体2,700円+消費税) RCIP-0341
紙ジャケット+8ページブックレット
Compiled by bar buenos aires
01 Little Girl / Harrell – Giammarco – Zeppetella – Deidda -Sferra
02 Happier Moments / The Lex Jasper Trio & Strings
03 Winter / Chip Wickham
04 A Nightingale Sang in Berkeley Square / Rob van Bavel
05 Bill / Roy Hellvin Trio
06 A Ditty for Dodo / Craig Davis featuring John Clayton, Jeff Hamilton
07 Kompletorium / Maren Selvaag
08 Rosa Maria, Flor Mulher / Três em 3×4
09 Cine Baronesa / Marcus Tardelli
10 A Swedish Waltz / Staffan William-Olsson
11 Rainy Nights / Jeff Gardner
12 Amanheceu / Duo Taufic
13 I Loves You Porgy / Matthias Strucken
14 Twelve for J. / Caris Hermes
15 Box of Memories / Josh Kramer
16 Hesitation / Joey Alexander
薪ストーブの柔らかな炎のようなフリューゲルホルンの響きが印象的なトム・ハレルのイタリアでのセッションからアルバムは幕を開けます。つづいて、アントニオ・カルロス・ジョビンがCTIレコードに残したアルバム『WAVE』にオマージュを捧げたかのようなレックス・ジャスパー・トリオのピアノとギターの音色をストリングスが静かな冬の海のような優しさで包み込みます。さらに、英国のリード奏者のチップ・ウィッカムのフルートやブラジルの室内楽ユニットのトレス・エン3X4によるたおやかなフルートとヴィブラフォンのアンサンブルは静かな冬の散歩道を思い起こさせてくれます。bar buenos airesにも過去に選曲したクアルテート・マオガニのメンバーであったギタリストのマルクス・タルデッリはギンガの楽曲をカバー、ブラジルのデュオ・タウフィッキはギターとピアノの音の反復によってアコースティック・アンビエント・ミュージックという雰囲気の瞑想的な音を届けてくれました。ドイツの新興レーベルであるJazzJazz Recordsからは、ヴィブラフォン奏者のマティアス・ストラッケン、女性ベーシストのカリス・エルメスの温もりのあるサウンドが薪ストーブのあるリヴィング・ルームのようにあたりを暖色の色合いに染めていきます。そして、アメリカ人ピアニストのジョシュ・クレイマーの切ないピアノの旋律と、インドネシア出身の若きピアニスト、ジョーイ・アレキサンダーの鍵盤を慈しむようなサウンドでアルバムは静かに幕を閉じます。
ジャケット・デザインには、これまでの四季シリーズ、”プリマヴェーラ”〈春〉、”ヴェラーノ”〈夏〉、“オトーニョ”〈秋〉に続き、日本人抽象画家の宮本廣志氏のペインティングがあしらわれ、冬の情景を描きます。
※企画監修と選曲に吉本宏(resonance music / bar buenos aires )が携わりました。
bar buenos airesのコンピレーション・シリーズは『カルロス・アギーレに捧ぐ』(2011)、『風、光、水』(2012)、『星の輝き』(2013)、『ソワレ』(2014)、『フロール』(2016)、『地中海と室内楽』(2017)、『プリマヴェーラ -春-』(2019)『ヴェラーノ -夏-』(2020)、『オトーニョ-秋-』(2021)とリリースを重ね、今回が10作目となります。