bar buenos aires -primavera-
バー・ブエノスアイレス ~プリマヴェーラ~
Compiled by bar buenos aires
Release Date : 2019.4.26
Price : 2,500 yen(tax out) RCIP-0286
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bar buenos airesの新しい楽章の始まりは“プリマヴェーラ~春~”。巡りゆく季節をテーマに春の風に誘われるように軽やかで心躍るような楽曲を集めました。心地よいギターとヴァイオリンのマヌーシュ・スウィングやブラジルやアイルランドの麗しい女性ヴォーカルにアルゼンチンのギターやネオ・フォルクローレのアンサンブル、気品のあるピアノ・トリオなど、より伸びやかに、彩りにあふれる絵画のような音の世界が広がります。ジャケット・デザインには日本人抽象画家の宮本廣志氏のペインティングが春のイメージを伝えます。
《Track List》
01. Valse Sentimentale / New Quintette Du Hot Club De France
02. Acabou Chorare / Mamaõ E Papaia
03. Doce Manhattan / Antonio Carlos Bigonha
04 Depois Do Sonho / Vagner Cunha
05. Sparkling Sea / Naomi Berrill
06. Azul da Tarde / Mario Adnet
07. Monticello / Romane
08. Landocinho / Leandro Cacioni Trio
09. Dança da Lua / Eugenia Melo E Castro
10. Spring Time Slumber / Dida
11. Con Todo Gusto Y Fina Voluntad / Emilio Armentano Grupo
12. Pedacito de Rio / Matias Arriazu
13. Meditação / Caixa Cubohttp://barbuenosaires.com/portfolio/bar-buenos-aires-flor
14. Toada / Anna Setton
15. Imagem / Diogo Monzo
16. Anywhere / fuvk
17. Wichita Lineman / Alan Pasqua Trio
オープニングは、フランスのニュー・クインテッテ・デュ・ホット・クラブ・デ・フランスのマニューシュの風を感じさせる軽快なスウィングで幕を開け、続いてブラジルのフィリップとヴァネッサのユニット、ママオ・エ・パパイヤによるオス・ノーヴォス・バイアーノス「Acabou Chorare」の清々しいギターによるのカヴァーが聴こえてきます。ブラジルのヴァイオリン奏者のヴァギネル・クーニャが、ギタリストのギンガを招き滋味にあふれるエレガントな弦のアンサンブルを響かせると、アイルランドのチェリストのナオミ・ベリルが眩い海辺の光に目を細めるような優しい歌声を聴かせてくれます。午後の穏やかな海に光るおぼろげな反射光のようにブラジルのマリオ・アジネーのギターにクラリネットやサックス、ピアノが優しく寄り添う「Azul da Tarde」や、ニューヨークを拠点に活動するイスラエルのシンガー、ジダ・ペレッドの「Spring Time Slumber」は春の心地よい午睡を誘うように響きます。後半には静寂の中に美しい輝きを放つピアニストのディエゴ・モンツォによるルイス・エサのカヴァーや、テキサスの繊細なアコースティック・デュオfuvkによる儚い歌声、そしてアメリカ・ニュージャージーのピアニスト、アラン・パスクァによるグレン・キャンベルの名曲「ウィチタ・ラインマン」は、春の夜更けの風情を美しく描きます。
bar buenos airesのコンピレイション・シリーズは『カルロス・アギーレに捧ぐ』(2011)、『風、光、水』(2012)、『星の輝き』(2013)、『ソワレ』(2014)、『フロール』(2016)、『地中海と室内楽』(2017)とリリースを重ね、今回が7作目となります。